アフリカンなLABRUM
どうも、堀家です。
今回はロンドンからのブランド。LABRUM。
出会いは突然。な、感じで、
パリでは、あんまり日本人が行かないようなエリア、
吉祥寺?くらいなエリアで、ちょっと移民が多めの地区。
本当にこんなところで展示会やってんのかな?て思うほどで、
リカーショップとランドリーの間に、やや小ぶりな建物が住所。
入ると、ちょっと暗めな部屋で、3ブランドが合同で展示会をしてた。
しかも、いる人が全員黒人。昼間なのにやや暗め、キャンドル焚いてる。。。
うーん、間違ったところ来ちゃったな。。。てな、感じ。
元々はLABRUMではないブランドにコンタクトを取っていたんだけど、
その空気に、若干圧倒され、パパッと見て帰ろう。と思ってた。
元々、気になっていたブランドを観て、ちょっと違う。
もう一つのブランド観て、全然違う。
で、最後に見たのがLABRUMだった。
殆ど黒い服が多かった中で、ちょっと異質な感じで、そのアイテムがあった。
ちょっと見ていると、控えめなデザイナーが話しかけてきた。
ブランド自体はロンドンで、色は黒いがイギリス人のデザイナー。
彼のおじいちゃんがアフリカ人で、小さいころから生活にも、着るものにも、アフリカンバティックが身近にあったよう。
洋服のコレクションとしては、普通なものもあるんだけど、一番引っかかったのが、この半袖シャツ。
アフリカの中でも西側に位置する、民族柄からインスピレーションを受け、
その特徴がCircular formsという円形に編み、柄にしていく手法。
その柄をプリントで表現し、オリジナルのコットンシルクで仕上げたアイテム。
そでを通してみると、半袖シャツではあるけど、コーチジャケットのような雰囲気もあり、丸みがちょっとあるんだけど、上品。
これは、衝撃走ったすね。
しかも、黒とかではなく、ブルーとグリーンの2色のみ。潔さも良かった。
自分のルーツは大事にしたいから、黒とかではなく、本当にある柄を再現したかった。と、静かにしゃべるデザイナーに、芯の強さを感じた。
オーダー、この1型だけでもいい?と聞くと、こくり。うなずいた。
話を聞くと、元々はNIKEのデザイナーで、(全然違う!)
ACGリバイバルの立ち上げや、GYAKUSOUのデザインをメインにしていた彼。
趣味はマラソンらしく(結構な巨体)世界中の有名なマラソンにもNIKE枠でエントリーしていたらしく、東京マラソンにも2回出場している。
その辺もめちゃくちゃな感じが凄く良かった。
ある意味、ルーツを反映するのって、重かったり、簡単に手を出せない印象すら受けてしまいけど、このシャツ、しゃしゃっと着れるけど、かっこよし。
自分は青ベースにしました。
ブラジルがルーツの二宮は、こちらに。
当然ですが日本ではWISMのみ。半袖の季節にいかがでしょうか?非常にオススメです。
WISM、3店舗で展開。
宜しくお願い致します。
是非店頭で
失礼します。